讃美歌

少しでも多くの方が讃美歌に触れ親しみ、
また讃美歌の練習にお役に立てていただければ幸いに思いますが、どうぞお楽しみに!

讃美歌ついて

讃美歌は、キリスト教礼拝のために作られた宗教歌です。
讃美歌は、世界各地で、人々の信仰の中から生まれ、歌い継がれてきました。
多くが、日常の信仰の営みの中からから生まれたもので、そのメロディーは、平易で、覚えやすく、世界の愛唱歌となっています。
中には、アメイジンググレイスなど、ポピュラーソングとして親しまれている曲もあります。
讃美歌は、明治時代に日本に紹介され、西洋音楽の発展に貢献しました。
アメリカの大衆音楽作曲家フォスターの曲も讃美歌の影響を強く受け、讃美歌は世界の愛唱歌のベースになっています。

讃讃美歌(hymn)の原意は「神聖なもの、超人的なものを称える詩歌」で、ギリシア語のヒュムノスから派生したといいます。

一般には、キリスト教で神を称える歌を指していますが、単純に「讃讃美歌」と言う場合、聖書の「詩編」などの詩編歌ではなく、聖書外の歌を意味することが多いようです。(カトリックで典礼に用いられる狭義の「讃歌」に対し、「讃美歌」と言う場合は、主にプロテスタントに用いられる言葉になると言われます)

具体的には教会の集会などで会衆が唱和する歌をさします。唱和は教会諸派に共通して行われていますが、特にプロテスタントの典礼形式を重要視しない教派では、讃美歌は大切な位置をしめることになるようです。

こうした性格上、讃美歌は内容・旋律などに民衆性のある親しみやすいものが使われることになりました。当時のキャロルや有名な音楽家の旋律などが、想像以上に自由に採用されており、もともとは讃美歌として書かれなかった曲も、讃美歌として歌われているものが少なくありません。

また、逆に讃美歌であったものが、その平易な旋律ゆえに万人に愛され、一般の愛唱歌となったものも多くあります。

上にあげた理由で、讃美歌はお国柄も反映し、国によってさまざまな曲が讃美歌として採用されています。また、「讃美歌番号」も、もちろん各国、各派で異なっており、同じ番号が必ずしも同じ曲を指すものではありません。

日本の讃美歌は、1903年に各派共通の「さんびか」が編纂されて以来、1909年「さんびか第二編」、1931年「讃美歌」、1941年「青年讃美歌」、1954年日本基督教団による「讃美歌(新版)」、1967年同「讃美歌第二編」などが発表されました。このサイトの曲名に付記した「讃美歌番号」は(一部アメリカのものを除外して)この1954年、1967年版によっています。そして1997年2月には、日本基督教団から新しい讃美歌集「讃美歌 21」が出版されています。

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