神様の領域三浦 喜代子

プロフィール

東京都墨田区出身 今も在住。
日本同盟基督墨田キリスト教会員。15歳で救われる。
あかし文章活動の使命に立ち、クリスチャンライターととして、執筆や講演活動をしている。
『聖書と女性の会』代表。セミナー開催、講演集発行、ニュースレター『希望の風』発信。ブログ『希望の風』発信。
お茶の水聖書学院『あかし文章講座』講師、常任理事。
日本クリスチャン・ペンクラブ理事。

http://godarea.net/

神様の領域三浦 喜代子

大きな夢が実現する

先般証しをさせていただいたキリスト教放送局(FEBC)から、先に勝る光栄なお話しをいただいた。私の書いてきた聖書の女性の朗読番組を設けてくださるというのだ。
朗読者を交えて顔合わせということで、三鷹のオフィスへ出かけていった。FEBCのトップ吉崎恵子氏、担当のM氏、朗読者のMM氏(女性)それに私の4人が一堂に会した。
始めて本を出版したころ、私は大胆にも、ラジオ番組で朗読してもらえたらどんなにすばらしいだろうと、途方もない夢を描いたことがあった。そのころキリスト教放送局FEBCの存在も知った。だが、どうにもならない。歳月の流れのなかで夢も忘れていた。

友人のI兄の紹介で図らずも証しの番組に出演となり、聞き上手な吉崎代表とお話ししているうちに、ふっと、かつて描いた夢がよみがえってきて、そんな話しをした。と、吉崎氏が即座に乗ってくださった。いくつかのプロセスがあったのだろうが、このたび、具体的なお話しをいただくことができた。

放送は来年の4月から週1回15分ほどで1年間の連続ものとのこと。言葉も出ないほどびっくりした。これはほんとうに、ほんとうのことなのだろうかと、認識も感情もしばらくはついていけなかった。

『系図に咲いた愛』『天の星のように』『イエスの愛に生きる』が、全編朗読されることになった。朗読者はかつてプロとして放送局で活躍された方、今は御自分の賜物を主のために使いたいと祈り願っていたという。不思議なお導きではないか。

朗読者MMさんとはすぐに10年来の知己のように自然体でお話しができ、帰りの道々も話し続け、改札口の前でもなお続き、固く握手して名残惜しいお別れとなった。こうした交流が朗読の上にもよい影響力になると信じている。

会見の余韻覚めやらずで心が宙に浮いていたのだろうか、電車を乗り過ごした。お茶の水で下車するところを、気がついたら東京駅であった。

このたびのことは、私の仕事の大きな一区切りだろうと思う。書いて、本になって、読者の手に渡る。ここまででも十分だし、たいへんな恵みである。それが、さらに発展して電波に乗ってより広範囲に届けられるとは、正に、夢のまた夢の成就である。これはひとえに主のあわれみである。主はあわれんでくださったのだ。主のあわれみに浴したのだ。なんと幸いなことであろう。

私をFEBCに紹介してくださったI兄に心から感謝します。ありがとうございました。おかげさまで、こんなに大きな主のお恵みにあずかりました。兄の上にもさらにさらに主の祝福がありますようにお祈りします。

『主の恵みふかきことを味わい知れ。主に寄り頼む人はさいわいである』詩篇34・8

春のフレッシュスタート 朗読番組開始

キリスト教放送局(FEBC)から、私の著書の朗読番組がスタートすることになりました。毎週水曜日夜10時15分から15分間で、一年間続きます。放送は週1回ですが、ネット放送はサイトさえ開けばいつでも聞くことができます。アドレスはこのブログにリンクしてありますので、興味のある方はぜひお訪ねください。

朗読の本は『天の星のように』(いのちのことば社)で2冊目の著書です。1995年出版ですからかなり古いものです。次の朗読は『イエスの愛に生きる』(CLC出版)で、局のほうではすでに録音に入っていると連絡をいただきました。

思い返しますと、初めての出版は1993年、O聖書学院在学中のことでした。M学院長はじめ、クラスメートたちの友情に励まされて生まれたのです。早や15年が経ちます。
聖書の女性をひたすらに書き続けてきました。とても地味で、ある意味では徒労に近いものでした。

クリスチャンなら有名牧師の説教集には関心を持つでしょう。聖書学者の注解書や講解書も手にするでしょう。しかし、無名の一信徒、しかも女性が、聖書の女性だけに限定して、それも小説やエッセー風に仕立て上げたものなどには、視線を向けることはまれなのです。
書きながら、なんどもなんども空しい風に襲われました。

幸いなことに、神様のあわれみと多くの友に支えられて、出版した本はなんとか人から人へと配られていっています。これを感謝しなくてはイエス様にも友人たちにも申し訳ありません。

FEBCの働きを知ったとき、私は法外な夢を抱きました。こうした放送局で、私の本を読んでもらえないものだろうかと。もちろん人に言えることではありませんでした。そのうちに忘れてしまいました。

私が忘れても、神様は小さな願いを覚えておられたのです。親友のI兄が、私をFEBCのインタビュー番組に紹介してくださいました。おかげで私は昨年、コーヒーブレイク・インタビューに出演させていただきました。その経緯の中で、FEBC代表吉崎恵子氏が気を入れてくださり、朗読番組が準備されていきました。

直接にはI兄を初め、善意の人々のご好意によるのですが、大きなところで神様がその全能にして愛なる御手を動かされたのだと確信しています。どんな小さな願いもけっして粗末にはなさらない神様の聖名を全身全霊で崇めます。

それは単に私を満足させるためのものではありません。神様は、塵芥のようなものをも、ご自身の聖名のために使ってくだいます。私はそれを信じます。ただただ主の聖名が崇められますようにと願わずにはいられません。

『あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見いだそう』伝道者の書11章1節
『涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう』詩篇126篇5節

FEBCのアドレスです
http://www.febcjp.com/

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神様の領域三浦 喜代子

作品

『童話を愛して』 *―創作童話集―*

内容紹介
★ピピとブブとポポの冒険
★母さんのつくえ
★マロンとフロンの水くみ
★鍵屋の息子ルルロ
★ちこくチルル
★ミミとホホロの地球旅行
★ふう子とゆり子の物語
 第一話 消えた雨靴
 第二話 一人でいきたい
 第三話 観覧車に乗る

著者より
ずっと聖書の女性を素材に《聖書小説》を書いてきましたが、折々に書いてきた童話たちが、本にしてと叫んでいるので、そうしてみました。
これは《聖書童話》といえるでしょう。神さまがくださったもう一つの表現方法だ思って感謝しています。私の願いは、お母さんやお父さん、おばあちゃまやおじいちゃまが読み聞かせてくださることです。もちろん子どもたちが一人で読んでくれたら、これにまさる喜びはありません。

『美しき姉妹たち』

聖書の女性たちの一途な神への愛をめぐる
……人生の苦悩と歓喜

聖書小説「レアとラケルの物語」
    「レプタふたつの物語」

内容紹介
だれが荒野での勝ち組になるのか。欲望まる出しがかえって遊牧民のたくましさに思えるヤコブとラバン。夫ヤコブを奪い合う姉レアと妹ラケル。
愛の糸が絡み合ってほどけず、聖書の世界が一挙に近づいてくる。聖書の人物たちも悩み多き人々だったのだ。
レプタ2枚をささげた女性は、今も隣に住んでいる方であったり、教会で出会うあの方であったり、読み進むうちに私も出演して話しかけている不思議さ。
女性の生き方を追求している著者の、涙しつつ、祈りつつ書き綴った本を、心から推薦してやまない。(日本クリスチャン・ペンクラブ理事長 池田勇人)

『系図に咲いた愛』
『天の星のように』
『イエスの愛に生きる』

エバ、リべカ、ハンナ、母マリア、
サマリやの女、マグダラのマリア…。
著者ご自身が神様に導かれつつ書かれた小説は、
その体温さえも伝わってくるようです。

『小説・聖書の女性』 −三浦喜代子著作より− 
キリスト教放送局(FEBC)朗読番組放送中

2009年1月7日(水)更新
CLC出版『神のときに生きる』より
「 ピラトの妻(2)」

2009年1月7日(水)更新
CLC出版『神のときに生きる』より
「 ピラトの妻(1)」

12月17日(水)更新
『天の星のように』(いのちのことば社)より
「 主の母マリヤ(2)」

12月17日(水)更新
『天の星のように』(いのちのことば社)より
「 老やもめアンナ」

12月17日(水)更新
『天の星のように』(いのちのことば社)より
「 主の母マリヤ(1)」

12月10日(水)更新(放送終了)
『 天の星のように』(いのちのことば社)より
「 おとめマリヤ」

10月22日(水)更新(放送終了)
『系図に咲いた愛』(いのちのことば社)より
「決断の女性ルツ」(6)

10月15日(水)更新(放送終了)
『系図に咲いた愛』(いのちのことば社)より
「決断の女性ルツ」(5)

10月08日(水)更新(放送終了)
『系図に咲いた愛』(いのちのことば社)より
「決断の女性ルツ」(4)

10月01日(水)更新(放送終了)
『系図に咲いた愛』(いのちのことば社)より
「決断の女性ルツ」(3)

9月24日(水)更新(放送終了)
『系図に咲いた愛』(いのちのことば社)より
「決断の女性ルツ」(2)

9月17日(水)更新 (放送終了)
『系図に咲いた愛』(いのちのことば社)より
「決断の女性ルツ」(1)

8月13日(水)更新 (放送終了)
『イエスの愛に生きる』(CLC出版)より
「ベタニアのマルタ」(1)

8月06日(水)更新 (放送終了)
『イエスの愛に生きる』(CLC出版)より
「姦淫の女」(4)

7月30日(水)更新 (放送終了)
『イエスの愛に生きる』(CLC出版)より
「姦淫の女」(3)

7月23日(水)更新 (放送終了)
『イエスの愛に生きる』(CLC出版)より
「姦淫の女」(2)

7月16日(水)更新 (放送終了)
『イエスの愛に生きる』(CLC出版)より
「姦淫の女」(1)

7月09日(水)更新 (放送終了)
『イエスの愛に生きる』(CLC出版)より
「サマリヤの女」(4)

7月02日(水)更新 (放送終了)
『イエスの愛に生きる』(CLC出版)より
「サマリヤの女」(3)

6月25日(水)更新 (放送終了)
『イエスの愛に生きる』(CLC出版)より
「サマリヤの女」(2)

6月18日(水)更新 (放送終了)
『イエスの愛に生きる』(CLC出版)より
「サマリヤの女」(1)

6月11日(水)更新 (放送終了)
『天の星のように』(いのちのことば社)より
「サムエルの母ハンナ」

6月04日(水)更新 (放送終了)
『天の星のように』(いのちのことば社)より
「モーセの母ヨケベド」

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