聖書について

神様の領域聖書について

聖書はいつ頃できたのですか?

聖書は、「旧約聖書」と「新約聖書」に分かれています。「旧約聖書」の中には、39の文書が収められています。そのぞれぞれが、別々に書かれて、後から集められたのです。そのうち古いものは、だいたい紀元前1300年頃から、新しいものでも紀元前300年頃までに書き記されてきたと言われています。これは日本では、縄文時代になります。

一方「新約聖書」は、27の文書が収められており、これらはいずれもイエス・キリストの昇天後から1世紀の終わりまでに書き記されたものが集められています。ですから、とてもふるいものです。

聖書は誰が書いたのですか?

たくさんの人が書きました。旧約聖書には39、新約聖書には27の文書が入っていますが、その中には誰が書いたのか分らないものもあります。けれどもそのような「人が書いたもの」を「神さまの言葉」と私たちは信じています。

旧約・新約は何が違うのですか?

旧約聖書はイエスさまが生まれる前(紀元前)、新約聖書はイエスさまが生まれた後(紀元後)のことが記されています。旧約聖書はイエスさまが来られるという知らせであり、新約聖書はイエスさまが来られたという知らせです。

聖書は難しい?

むずかしく思えるかもしれません。けれども、聞いたことのある言葉や聞いたことのある話も聖書の中にはあると思います。

聖書を理解するためには、教会の礼拝に行くのが一番です。礼拝では聖書を読んで、聖書に関係する話を聞きますから、少しずつ聖書を理解することができるようになるでしょう。

聖書って本当に面白いの?

本当に面白いです。ただすぐにはその面白さが伝わらないのが難点です。どこが面白いかというと、「人間」についての深い見方があるからです。愛について、罪について、救いについて、歴史について、社会について、その語るところには実に味わい深いものがあります。

聖書ってどんな本?

「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。」(第二テモテ 3章16節)

●聖書は、旧約(39巻)新約(27巻)全66巻からなっています

●世界の超ベストセラー
販売数世界一:世界で毎年4000万冊以上売れ、日本でも年間600万冊以上売れています
翻訳言語数世界一:ほとんどの言語に翻訳されています
影響世界一:社会制度、行政、倫理、科学、文学、芸術など、すべての分野に多大な影響を与えてきました。

●完全に統一されている
約40人によって、1600年間にわたって、いろいろな場所でいろいろな立場、職種の人によって書かれました、しかしその内容は、完全に統一がとれ、まるで一人の人が書き上げたように、首尾一貫しています

●真実性
考古学の発達により、聖書に関わる発掘がなされ、聖書の歴史の正しさが裏付けられています

●預言の成就
おびただしい預言がなされ、それが見事に成就しています、特に救い主イエス・キリストについての預言は詳しく書かれ、そのとおりに成就していることは、驚きです

●不変である
現在私たちが手にしている聖書は、発見された古い写本と同じ物です、長い歴史の中で多くの迫害、非難を受けてきましたが、改訂、増減などされていません

「バイブル」という言語の語源となったギリシャ語の「ビブロス」は、「本」という意味です。「ザ・ブック」、本の中の本、究極の本、それが聖書です。

聖書はなぜ読む必要があるのでしょうか?

この世には様々なガイドブックがあり、たとえばコンピュータのマニュアルを読むと、 コンピュータについての知識や操作方法を習得することが出来ます。
同様に、神が人間に与えてくださったガイドブックが聖書です。 私たちは、聖書を通して神様について知ることができ、不幸はなぜ存在し、 そのような場合に遭遇したときにどのように対処すればいいかも知ることができます。 また、神に祝福された生活の規範となります。

旧約聖書は、神が選ばれた神の民の歴史が土台となっています。 その中には、神の力、愛、祝福などが明らかにされ、さらに、人間の苦しみの原因が示されています。

新約聖書は、神が使わされた救い主イエス・キリストの教えが記され、 人間の罪からの救いの道が主イエス・キリストの十字架と復活によって 成し遂げられたという福音(よきおとずれ)が示されています。

キリスト教に関するQ&A

http://godarea.net/