喜びの知らせ
今年もクリスマスの日になりました。父なる神とともに栄光を持っておられた子なる神が、人の姿を取って地上に下り、人類の歴史に介入してくださいました。何という謙遜、何という犠牲、そして何という愛でしょうか。その時から、人類の歴史は大きく変わりました。
救い主(メシア)誕生の知らせを最初に聞いたのは、野宿で夜番をしていた羊飼いたちでした。天使は羊飼いたちにメシア誕生のしるしを与えました。その知らせが羊飼いたちにつたられるや否や、天使の大軍勢が現れ、神を賛美し始めました。その讃美の中心テーマは、「平和」でした。「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように」。ローマ帝国の支配下にあったイスラエル人たちによって、平和はどんな犠牲を払ってでも手に入れたいものでした。しかし、彼らは、単に政治的な平和だけではなく、霊的な平和も必要としていました。
霊の結ぶ実は愛であり
喜び、平和、寛容、親切、
善意、誠実、柔和、節制です。
ガラテヤの信徒への手紙5:22~23
クリスマスはすべての人にとって「喜びの日」です。神は招きを差し出しておられます。、神の招きに応答しようではありませんか。