クリスマス―――愛の祭り
人の生きる喜びは
自分は名前を知ってもらっているという確信
自分は無償の愛、絶対的な愛、無条件の愛、永遠の愛で
愛されているという確信
これらが確実なときにほとばしり出る
愛する者は下り、愛する者は分かち合い
愛する者は自分を他者と同一化する
クリスマスに私たちは、神がこのような仕方で
私たちを愛しておられることを知るのである
神の子は天から下り
私たちのためにうまれ、私たちのうちの一人となられた
それは、私たち人間の状態を(分け持ち)
私たちと等しくなり
私たちの苦しみと罪とをご自分の身に負い
私たちを悪から解放し
神の子らの尊敬にまで高めるためであった
これは心を喜びで満たす神秘
神が私たちを愛してくださったように
私たちも愛するよう、私たちを促す神秘である
この世生まれてくる幼子一人ひとりにおいて
イエスも生まれ続け
助けと愛とを必要とする人の中にいてくださる
ご聖体において、私たちはいつでもイエスと出会い
イエスを愛することができるのある