神様の領域アドベントの連祷 

アドベント第1主日

アドベントは切望と熟成の期間であり、神の聖霊が私たちの魂に不可能に思えることの種をまく季節です。それぞれの目の連祷によって、私たちは、ローソクを灯し、新しい希望とその到来の確証の両方を具体化するよう導かれます。アドベント・リースか、あるいはローソクのどちらかを用いるとよいでしょう。ローソクに火を灯す前後の時は、連祷のそれぞれの間を静かに黙想(静思)する時とします。小グループの礼拝でこの連祷を行う場合は、ローソクを灯した後、静思の間に心に示されたことや意見を話すように参加者に奨めましょう。
アドベント第1主日
司会者: 「私は主に望みをおき、わたしの魂は望みをおき、御言葉を待ち望みます」
聖書朗読: 詩篇130篇【都に上る歌。】
深い淵の底から、
主よ、あなたを呼びます。
主よ、この声を聞き取ってください。
嘆き祈るわたしの声に耳を傾けてください。
主よ、あなたが罪をすべて心に留められるなら、
主よ、誰が耐ええましょう。
しかし、赦しはあなたのもとにあり、
人はあなたを畏れ敬うのです。
わたしは主に望みをおき、
わたしの魂は望みをおき、
御言葉を待ち望みます。
わたしの魂は主を待ち望みます、
見張りが朝を待つにもまして、
見張りが朝を待つにもまして。
イスラエルよ、主を待ち望め。
慈しみは主のもとに、
豊かな贖いも主のもとに。
主は、イスラエルを、
すべての罪から贖ってくださる。
黙想: あなた自身のため、周りの人々のため、あなたの共同体のため、この世界のためにあなたが最も痛切に願うことは何でしょうか? 静思...。ローソクに火を灯します。...静思
司会者: 静思の間に考えたことをお互いに一言ずつ話しましょう。
讃美歌: 94番「久しく待ちにし」 1 久しく待ちにし、主よ、疾く来たりて、御民の縄目を、 解き放ち賜え、主よ主よ、御民を救わせ賜えや 2 明日の星なる 主よ、疾く来たりて、お暗きこの世に 御光を給え、主よ主よ、御民を救わせ給えや 3 ダビデの裔なる、主よ疾く来たりて、平和の花咲く、 国を建て賜え、主よ主よ、御民を救わせ賜えや 4 力の君なる、主よ疾く来たりて、輝く御位に、 永久に即き給え、主よ主よ、御民を救わせ賜えや
祈祷: 私たちの最も大きな希望と感動の神様、このアドベントの季節の始まりに、私たちは深く心を開いてあなたに近づきます。私たちのをそらす多く騷々声の只中にあっても、聖霊によってあなたの声を識別できるようお導き下さい。自分自身の願いを越え、私たちとすべての創造物へのあなたの願いに気づくようお助け下さい。この手紙、私たちの人生の中で、あるいは人生を通して、あなたの御名が讃えられますように。アーメン。

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