神様の領域第三部 Part Three 01~07節 

07節

  ごく単純なことを記して終わりとしたい。単純んことばに耳を傾けようではないか。主が語ってくださる。

  「わが子よ、わたしを信頼しなさい」と主は言われる。「これまでよりもさらに謙遜な心と、そうして、ひと時ひと時、わたしの愛があなたを通して流れるままに、委ねなさい。もし何かがその流れをさえぎっていることに気づく時も、落胆してわたしから離れたりして、わたしの愛を傷つけるようなことはしないでほしい。そうすることほど愛を傷つけるようなことはしないでほしい。そうすることほど愛を傷つけるものはほかにない。むしろ、わたしにさらに近づきなさい。わたしのところに逃れて来なさい。自分自身から逃げれて、わたしのところに身を隠しなさい。あなたの問題をわたしに語るがいい。わたしの手をあなたの上にさし伸べよう。川床をせき止めている石ころをすっかり取り除き、流れをつまらせている砂をすべて取り去ってあげよう。わたしに信頼しなさい。あなたを決して捨てたりしない。あなたに語ったことはすべて行う。あなたにとって重要な事柄をわたしは完成に導く。恐れるな、おお、わたしの愛の子よ、恐れるな。」

  さて一切をこのページにまとめよう。

  愛する者よ、愛し合おうではないか。

  主よ、愛とは何ですか。

  愛とは、わたしの生涯を動かした力のことだ。愛がわたしを十字架にまで導いた。そして愛ゆえにわたしはあえて十字架につけられた。兄弟のためにあなたがいのちを捨てることをあなたの喜びとするならば、その力を与えるものが愛である。

  主よ、この愛をいつまでもわたしにください。

  愛に飢え渇いている者は幸いだ、彼らは満ち足りるから。

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